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J:COM×時代劇専門チャンネル 池波正太郎 時代劇スペシャル 『雨の首ふり坂』に、ラグビー日本代表の 田中史朗選手、堀江翔太選手がエキストラ出演!

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2018年1月に放送を予定している池波正太郎時代劇スペシャル『雨の首ふり坂』に、今週末、レベルファイブスタジアム(福岡)で世界選抜と対戦するラグビー日本代表で、「パナソニック ワイルドナイツ」所属の田中史朗選手、堀江翔太選手がエキストラとして出演!

<撮影リポート>
田中選手、堀江選手にとって、映画・ドラマ、そして時代劇への出演は初めての経験。
撮影が行われた松竹撮影所(京都)に足を踏み入れるのも、もちろん初めてとあって、待ち時間には撮影所内を見学し、セットを見ながら「当時、トイレはどうしてたんですか?」「実際も部屋はこれぐらいの広さだったんですか?」とスタッフに熱心に質問する姿がとても印象的だった。

到着後、まず「かつら合わせ」と「衣装合わせ」からスタート。
いずれの支度もスムーズに進んでいく田中選手に比べ、堀江選手の独特のヘアスタイルと身体の大きさに、スタッフの皆さんも悪戦苦闘。しかし、そこは京都・松竹撮影所が誇る伝統技術を受け継ぐプロ集団。「かつら合わせ」では、堀江選手のボリュームあるヘアスタイルを生かして、見事に仕上げる職人の技に両選手とも感動しつつ、田中選手は「なんか俺のと全然違くないですか(笑)?なんかボリュームかっこえぇ!」とひがんで笑いを誘う場面も。そんな田中選手は、「力仕事をする労働者風の客」という設定の雰囲気を出すため、刷毛で身体を黒く塗られ、くすぐったさに身体をよじらせていた。両選手とも「時代劇への出演」と聞いて、着物を着た町人か侍の役だと思い込んでいたらしく、ほぼ半裸の衣装を着せられ「なんか印象とちゃうな…」とつぶやいていたが、河毛監督の「普通の役にしようかと思ったんだけど、ガタイを見せた方がおもしろいかなと思って!」という言葉に妙に納得していた。

準備も終わり、いざ、撮影現場へ。スタッフから「ラグビー日本代表の堀江翔太選手と田中史朗選手です!」と紹介されると、撮影現場からは大きな拍手が。最初は笑顔だった両選手も、初めての時代劇撮影現場で、ぴんと張りつめた空気の中、その道のプロたちが真剣に挑む姿に感動すると同時に緊張…しているかと思いきや、そこは大舞台で世界と戦ってきた二人。カメラテスト、リハーサルと順調にテイクを重ね、本番も一発OK。饂飩屋で食事をしている2人組という設定のシーンで、黙々とうどんを食べ続ける田中選手に対し、最近うどんを控えているという堀江選手は酒を飲み干しつまみを食べる演技に専念。「カット!」と声がかかった後も食べ続ける二人をモニター越しに見た河毛監督から「ずっと食ってるな、気に入ったのかな(笑)」と一言。学生時代にラグビー部だった河毛監督と両選手は、撮影の合間もラグビー談議で意気投合。トップリーグはもちろん、スーパーラグビー、強豪国代表に関する話題にまで及び、河毛監督の質問に真摯に答える両選手の様子は、ラグビーと向き合う姿勢とも熱く重なった。

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◆田中史朗選手
僕が出演することで、少しでもラグビーの普及につながるなら…と出演を決めました。もちろんデビュー作です(笑)デビュー作であの格好っていうのは、パンチあって嬉しいです(笑)
はじめは緊張しましたが、始まれば思ったより大丈夫でした。すごく活気あふれる現場で、1回1回止まって、スタッフの皆さんの迅速な動きでまた次の違うシチュエーションに展開していく様子には、感動しました。プロの役者さんと共演できて、嬉しかったです、本当に!あまりそういう機会はないので。
僕たちは僕たちなりに頑張りましたが、撮影スタッフの皆さんには皆さんのしんどさがある中、取組んでらっしゃる姿を見て、自分の道をしっかり生きて行こうとあらためて思いました。

◆堀江翔太選手
最初に話をもらったとき、即答で「嫌です」と言いました(笑)俺に演技なんてできる訳ないでしょ!と。でも周りから、いい経験になるからやった方がいいと言われ、挑戦してみる決意をしました。デビュー作?うーん、そうだと思います(笑)
「かつら」は、僕が一番時間かかりましたよね(笑)?パッとかぶって終わりじゃない、色んな工程を踏んで、仕上げてくださった。撮影スタッフの皆さんのこだわりがとにかくすごい。現場にはたくさんのスタッフさんがいらっしゃいましたが、役割がきちんとあって、プロが作り上げているんだと身をもって感じましたし、90分の作品にこれだけの手間暇がかかっていて、こんなに苦労して作られていることを多くの方に知ってもらいたいと思いました。そして、たくさんの方に見て頂きたいと思っているので、皆さん、ぜひご覧ください!

◆河毛俊作監督
僕自身、中学時代はラグビー部で、社会人になってからも30代まで仲間と「草ラグビー」をやっていたので、二人のことも彼らの大学時代から応援していました。田中選手は小柄な方だけれど、実際に会うと、二人とも立派な体格。普通に町人のかつらをつけて小奇麗な着物を着せても面白くないと思って、肉体美が引き立つワイルドな感じにしてみました。特に堀江選手は独特の髪型をしているので(笑)、地の髪型を生かしました。二人の雰囲気は時代劇にすごくマッチしていて、ビジュアル的にもインパクトがあると思います。
(日本代表として出場した)ワールドカップで南アフリカを倒したことをはじめ、日本ラグビーを支えてきた二人で、僕も最大限のリスペクトをしています。実際に会ってみて、大舞台に立つ人は、絶対に埋没しない何かをもっていると感じました。世界選抜戦をはじめ、今後強豪とどう戦っていくのか、僕も楽しみに応援します!

両選手のドラマ初出演となる池波正太郎時代劇スペシャル『雨の首ふり坂』は、2018年1月、ドラマや音楽など選りすぐりの番組をお届けする「J:COMプレミアチャンネル」(299ch)*で放送、放送日の深夜0時より、J:COMの動画配信サービス「J:COMオンデマンド」(4K、HD)で配信開始します。
この機会にぜひご覧ください。
*「J:COM TV スタンダードプラス」と「J:COM TV スタンダード」ご加入者さまが無料でご覧いただけるチャンネルです。 
*「時代劇専門チャンネル」での放送については、詳細が決まり次第、順次発表いたします。

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