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池波正太郎真田太平記館 冬季企画展のお知らせ

『青春忘れもの』は、池波正太郎がその半生を綴った青春記で、池波の代表作『鬼平犯科帳』と同時期である昭和43年から月刊誌「小説新潮」に連載が開始されました。当時45歳だった池波は「自身の回想記を書くには早すぎる」と躊躇ったものの、編集部の熱心な依頼により執筆が実現し、読者の評判も上々で、この後数々の名エッセイが生み出されていきました。

今展では、作品の舞台となった東京・愛知・岐阜などを取材し、池波が生まれ育った浅草や、小学校卒業後に株式仲買店に勤め、青春を謳歌した日本橋兜町、戦時中に旋盤工として訪れた岐阜県美濃加茂市など、文中に印象深く登場する場所の現在の様子を関連資料とあわせて展示します。

様々な風景から、池波が過ごした青春時代に思いを馳せ、映画や芝居に夢中になった十代、小説家として立った三十代、池波が「何か〔忘れもの〕はなかったか」と記憶を辿って書き続けた青春記『青春忘れもの』の世界をご堪能ください。

◆企画展名:池波正太郎真田太平記館開館25周年
 写真展『青春忘れもの』ゆかりの地を辿って
◆会期:12月23日(土)~ 令和6年2月25日(日)
◆開館時間:午前10時から午後6時まで(※入館は午後5時30分まで)
◆会場:池波正太郎真田太平記館
◆休館日:毎週水曜日
※年末年始:12月29日(金)~令和6年1月3日(水)
※振替休館:1月9日(火)、2月13日(火)
◆観覧料:一般400円、高・大学生260円、小・中学生130円
※市内の高校生以下は無料
※団体・障害者手帳所持者割引あり

池波正太郎真田太平記館 
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/ikenami

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