株式会社ジュピターテレコムと「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送株式会社は、4K撮影による本格時代劇『雨の首ふり坂』を共同制作し、2018年1月、ドラマや音楽など選りすぐりの番組をお届けする「J:COMプレミアチャンネル」(299ch)*で放送、放送日の深夜0時より、J:COMの動画配信サービス「J:COMオンデマンド」(4K、HD)で配信開始することを決定いたしました。
*「J:COM TVスタンダードプラス」と「J:COM TVスタンダード」ご加入者さまが無料でご覧いただけるチャンネルです。
*「時代劇専門チャンネル」での放送については、詳細が決まり次第、順次発表いたします。
J:COMと「時代劇専門チャンネル」による時代劇の共同制作は、『池波正太郎時代劇スペシャル 顔』(2016年放送)に続いて2作目。
J:COMとして初めてのオリジナル時代劇となった同作品の放送・配信を通じて、多くの方から大変ご好評をいただくなど、その取り組みが意義深いものであったことから、このたび2作目の共同制作が実現しました。
期待が高まる第二弾『雨の首ふり坂』は、池波正太郎が小説から戯曲に昇華させた原作*を、中村梅雀、大杉漣、泉谷しげるほか豪華キャストでダンディズム漂う“アウトロー時代劇”として初映像化。
殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた渡世人(=アウトロー)たちの巡る因果を描いた物語です。
また、前作に引き続きHDの約4倍の画素数を持つ4K映像で撮影された本作は「J:COMオンデマンド」で、4Kでご視聴いただくことができます。
より色鮮やかに、リアルな色で表現された映像美を体感できるため、人物や風景の美しさはもちろん、殺陣のシーンも躍動感たっぷりにお楽しみいただくことができます。
*池波正太郎は1971(昭和46)年、短編小説「雨の杖つき坂」を発表。2年後の1973(昭和48)年、この作品をもとに、自身がかつて劇作・演出を担当した劇団「新国劇」のために執筆した渾身の戯曲が「雨の首ふり坂」でした。
J:COMと「時代劇専門チャンネル」は、ご加入者さまに人気のあるジャンル“時代劇”の共同制作を通じて、ご加入者さまの満足度向上を目指すことはもちろん、なかなか新作を見る機会が少なくなった時代劇の新たな魅力を発信していきたいと考えております。
<作品情報:『雨の首ふり坂』>
◆原作
池波正太郎(戯曲「雨の首ふり坂」/「雨の杖つき坂」新潮文庫『上意討ち』所収)
◆出演者
中村梅雀 泉谷しげる 大杉漣 ほか
◆スタッフ
監督:河毛俊作(フジテレビエグゼクティブディレクター)
(ドラマ「抱きしめたい!」「沙粧妙子・最後の事件」「救命病棟24時」「木枯し紋次郎(2009)」ほか)
脚本:大森寿美男 (NHK大河ドラマ「風林火山」、「64」、「精霊の守り人」ほか)
◆制作
時代劇専門チャンネル J:COM 松竹株式会社
◆あらすじ
一人の老いた渡世人・源七(中村梅雀)は、奇妙な運命の糸に手繰られるように、信州小諸の首ふり坂へ向かっていた―。殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた源七。長い旅路の果て、自身の因縁に決着をつけるため、大きな決断を下すのだった。
放送日時 2018年1月
※放送日時などの詳細は、決まり次第、順次発表いたします。