池波正太郎真田太平記館夏の企画展として、昨年反響の大きかった『鬼平犯科帳』劇画原画展を再び開催します。
『鬼平犯科帳』は池波正太郎作品の中では「三大シリーズ」と呼ばれる人気作で、昭和42年12月「オール讀物」に発表されてから50年以上経た現在でも未だ多くの人々に愛され続けています。
また、さいとう・たかを氏(『ゴルゴ13』作者)作画による劇画コミカライズは、連載25年を超えた今なお人気は衰えず、読者層も飛躍的に増加しました。
今展では、さいとう氏作画の『鬼平犯科帳』の中から「泥鰌の和助始末」と「熱海みやげの宝物」の2作品に焦点をあて、原画(複製)を中心に自筆原稿や関連資料を展示します。
さいとう氏の迫力ある劇画で描かれる『鬼平犯科帳』の世界を、池波正太郎の原作小説と併せ、ぜひお楽しみください。